【リスト化がおすすめ】朝の準備ができるようになるには
うちの息子チャーちゃんは発達障害の疑いがあり、何事も要領が悪いんです。ですから朝の準備も小学校入学当初は全くできませんでした。
この時期の子供は、定形発達のお子さんでも、朝の準備が苦手なことが多いようです。
どうしたらスムーズに朝の支度ができるようになるのか、考えました。
私は小学校入学当初、朝の支度の内容を口頭で伝えていました。
・朝ごはんを食べなさい
・ごはん食べたら顔を洗って、歯を磨きなさい
・着替えなさい
・移動ポケット(ハンカチ・ティッシュ)と名札をつけなさい
・給食セットの準備をしなさい
・(7時10分になったら)家を出なさい
こんな感じでいちいち声掛けをしていました。
入学後1ヶ月経っても2ヶ月経っても私がいちいち声掛けしないと動かない毎日が続きました。
最初は優しく伝えていたのですが、なかなかやることを理解しない息子にイライラし始めます。
スポンサードリンク>
ある日、ふと思い出したんです。幼稚園の時に受けた発達検査で、チャーちゃんは耳からの情報より、目から情報を得るほうが得意という事がわかっていたんです。 ⇒【年長さん】WPPSI(ウィプシー)を受けるの記事
朝の準備を口頭で伝えてもなかなか伝わらないのは、耳から訴えても伝わりづらい特性のせいなのではないかと考えました。
それでは目で見える形にしようと工夫をしてみることにしました。
目に見える形にするために、朝やるべきことをリストにして見せることにしました。
私が作ったものは本当にシンプルなものです。
白い紙にやることを順番にペンで書いただけです。
これをご飯を食べている時、目につくところに置いておきました。
最初はメモを見るように声をかけていましたが、数日でメモを自分でみながら準備を始めるようになりました。
息子の場合、耳からの情報が入りづらいタイプなので、情報を可視化することで何をすべきなのかスッと入って行ったのだと思います。
定形発達の子供でも、ものをとらえる時、耳から情報を得やすい子(聴覚優位)も、目から情報を得やすい子(視覚優位)もいます。
(余談ですが、私は視覚優位、夫は聴覚優位です)
もし、どんなに声掛けしても伝わりにくい場合、目から情報を伝えることが効果的なこともあります。
朝の準備のリスト化、試してみてはいかがでしょうか。
スポンサードリンク