個性?発達障害?な小学生男子

個性?発達障害?な小学生男子

発達障害疑いの小学校低学年の男の子の母です。未診断ですが、困りごとが沢山。息子との関わり方を日々試行錯誤しています。

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【小学1年生】夏休み後の登校渋りに苦戦する。

チャーちゃんが小学生になり、私が一番苦しんだ問題が登校渋りでした。 登校渋り.png

4月から近所のお友達数人と一緒に登校していました。 我が家から300m先にお友達のお家があり、そこで待ち合わせをして出発することにしていました。

最初の1ヶ月はお友達のお家まで送って行きました。 入学後数日は楽しそうに通っていたチャーちゃんでした。

でも、疲れがたまってくると、玄関からなかなか動かないこともあり、送り出すのが大変でした。 学校までの距離は子供の足で30~40分。起伏が激しい土地なので小1の小さな身体には大変な距離だと思います。 それでもお友達のところまで行ってしまえば、みんなで楽しく登校できていました。 

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問題が起きたのは、夏休み後のことでした。

夏休みは約1ヶ月間。 夏休み前半は、お出かけしたり、子供会の行事に参加したり、元気にすごしていたのですが、後半に結構酷いお腹の風邪を引いてしまったんです。 家に引きこもり、ほぼ横になっているような生活が続きました。

夏休みも終わるころ、少しずつ体調も回復し、なんとか学校に行けるかな?と思っていました。

夏休み明け初日。体力が落ちてつらそうだったので、学校まで車で送ることにしました。 過保護な私は車から降り、校門まで付いて行きました。

『チャーちゃんいってらっしゃい!』

でも動こうとしないチャーちゃん(;´・ω・)

通りすがりの高学年のお姉さんがそんなチャーちゃんの姿に気づき。 『チャーちゃん、一緒に行こう!』と優しく手を差し伸べてくれたけど、それでも一向に動こうしない。 しまいには泣き出す。。。

 

そうなると先生も動き出します。 『チャーちゃん、今日は学校で楽しいことがあるよ。』 『お友達が教室で待っているよ!』 あれこれ声をかけてくれましたが、行きたくないの一点張りで、最終的には男の先生が泣いて暴れるチャーちゃんをランドセルごとひょいっと抱えて学校に連れて行きました。

それでも、教室入ってしまえば何事もなく過ごしていました。

 

歩いて登校したくない⇒車で送る⇒校門で泣いて暴れる⇒先生が力づくで校舎に放り込む

こんな感じのことが半月ほど続きました。 私も精神的にかなり参ってしまいました。

救われたのは、たくさんのお友達が『一緒に教室に行こう!』と声をかけてくれたこと。

暴れて格闘中に通りすがりの高学年の先輩ママさんが、『大変だね。うちの子もそうだったよ』と言ってくれたこと。 本当に涙がでそうなくらい嬉しかったですね。

なんでそんなに学校に行きたくないのか? チャーちゃんの一番の言い分は

つらい、めんどくさい

友達関係も問題ないみたい、特に学校で嫌なことがあるわけでもなさそう。 当時、悩んでネットで専門家の記事を読んだり、某子育てサイトで匿名で相談したりしました。

 

登校渋りの原因についてその時学んだことをまとめます。

登校渋りの原因は

1.環境の変化に対応できない  

ついこの間まで、幼稚園で楽しく自由に遊んでいた生活が、机に45分着席し、じっとしていなければならない。しかも、幼稚園のように手厚く手助けしてくれる人がいない。この大きな環境の変化にストレスを感じる子供が多いようです。

 

2.母子分離不安  

親と離れることに対し、不安を感じることです。幼稚園・保育園入園時や小学校入学時など多くのが不安を感じますが、中には不安が過剰になり身体的・精神的症状を引き起こす子どももいます。

引用:LITALIKO発達ナビ

小学生になると、幼稚園や保育園とガラっと環境が変わるので、より母親と離れることに不安を抱いたり、甘えたくなったりすることがあるようです。

 

3.親の過干渉  

子供がまだ幼いからと言って、親の過干渉が酷く先回りが行き過ぎてしまうケースがあります。自分で考えなくても親がなんでも解決してしまう。 それが子供にとって当たり前になると、親のいない学校が不安と恐怖の場所になってしまうことが少なくありません。

引用:不登校ナビ

失敗する経験が乏しいために、どうしたら失敗しないですむのか自分で考える能力がない。 家ではなんでも助けてくれるのに、学校では自分で解決しなければならないという不安が学校に行きたくなくなる原因となってしまうようです。

息子の登校渋りの原因

(学校に行くのが)つらい、めんどくさいという息子。 学校に行きたくない原因は、夏休みのんびりすごしていたのに、また教室でがんじがらめの生活をしなくてはならないということが一番だったようです。

もともと、気持ちの切り替えがうまくできないという特性もあり、小学校という場への変化についていけなかったのでしょうね。 じっとしているのが苦手なチャーちゃんにとっては、授業という場に慣れるまではつらかったのだと思います。

学校に行けるようになる

学校が始まって2週間ほど経ったころでしょうか。 学校での様子を聞く限り何も問題はなく、少し甘えもあるんじゃないかな?と思うようになりました。

最初言っていたつらいという気持ちではなく、めんどくさい という気持ちのほうが強いように思えたんです。 つらいならば、無理はさせられない

でも、めんどくさいなら、エイっと気持ちを切り替えさせてあげたほうがいいのでは?と夫とも話し合いました。

ママが送ってくれる、ママが守ってくれるから行きたくないと暴れてみるというサイクルを止めなければならないと思いました。

そこで、エイっと朝、送らずに家から放り出しました。お友達の家にも送らず、家から一人で行かせました。

賭けでした。

でも、行けたんです!!

なんか意地になってたのかな?と思います。 長い2週間でしたがやっと登校渋りが終わりました。

ちょっと乱暴なやり方でしたが、少しはチャーちゃんの自立を促すことができたのかな。

その後、長期休暇の度に休み明けが怖かったですが、今のところなんとか行けています。事前にもうすぐ学校が始まるね~、楽しみだね~と声掛けし、気持ちを切り替えさせるよう働きかけています。

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